受任通知とは?届いたらどうなる?効果と流れをわかりやすく解説

用語集

受任通知とは?わかりやすく解説

受任通知とは、弁護士や司法書士が債務整理の依頼を受けたことを債権者(貸金業者など)に知らせる書面のことです。「介入通知」「受任報告書」とも呼ばれます。この通知が届いた時点で、債権者からの督促や取立てが止まるため、債務整理の最初の大きなステップとなります。

受任通知の効果

  • 督促・取立てが止まる:貸金業法第21条により、弁護士・司法書士から受任通知を受け取った債権者は、債務者本人に直接連絡することが禁止される
  • 毎月の返済が一時的にストップする:和解交渉や手続きが完了するまで、返済を一時停止できるケースが多い
  • 精神的な負担が軽減される:毎日の督促電話や郵便物から解放される

受任通知が届くまでの流れ

  1. 弁護士・司法書士に相談
  2. 委任契約を結ぶ
  3. 弁護士・司法書士が各債権者に受任通知を送付(通常、契約日〜数日以内)
  4. 債権者に届いた時点で督促が止まる(送付から1〜3日程度)

受任通知の記載内容

受任通知には一般的に以下の内容が記載されます。

  • 弁護士・司法書士の氏名、事務所名、連絡先
  • 債務者の氏名
  • 債務整理の依頼を受けた旨
  • 今後の連絡は代理人宛にするよう求める文言
  • 取引履歴の開示請求

受任通知に関するよくある疑問

Q. 受任通知を送ると家族にバレますか?
A. 受任通知は弁護士から債権者に送るものなので、家族に届くことはありません。通知後は督促も止まるため、むしろバレるリスクは下がります。

Q. 受任通知を送った後、やっぱりやめることはできますか?
A. 可能です。ただし、通知送付後に辞任となった場合、債権者からの督促が再開される可能性があります。

Q. 受任通知を送っても督促が止まらない場合は?
A. 正規の貸金業者であれば法律上督促を停止する義務があります。止まらない場合は担当の弁護士・司法書士に連絡してください。

注意点

  • 信用情報への影響:受任通知を送った時点で、信用情報に「弁護士介入」の記録が残る場合がある
  • 銀行口座の凍結:銀行からの借入がある場合、受任通知の到着と同時に口座が凍結されることがある。給与の振込先を事前に変更しておくと安心
  • 保証人への影響:本人への督促は止まるが、保証人がいる場合は保証人に請求がいく可能性がある

※この記事は一般的な情報をまとめたものであり、法律上のアドバイスではありません。具体的な判断は弁護士・司法書士にご相談ください。