信用情報機関とは?CIC・JICC・KSCの違いと開示方法を解説

用語集

信用情報機関とは?CIC・JICC・KSCの違いをわかりやすく解説

信用情報機関とは、個人の借入状況や返済履歴などの信用情報を収集・管理する機関です。金融機関はカードやローンの審査時にこの情報を照会し、申込者の返済能力を判断します。日本には3つの信用情報機関があります。

3つの信用情報機関

機関名 主な加盟会員 設立
CIC(シー・アイ・シー) クレジットカード会社、信販会社、携帯電話会社 1984年
JICC(日本信用情報機構) 消費者金融、一部のクレジットカード会社 1986年
KSC(全国銀行個人信用情報センター) 銀行、信用金庫、信用組合 1988年

登録されている情報

  • 本人情報:氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先
  • 契約情報:借入先、契約日、借入額、借入残高、返済状況
  • 返済履歴:毎月の入金状況(正常入金、遅延など)
  • 事故情報:延滞、代位弁済、債務整理、自己破産などの記録
  • 照会履歴:いつ、どの金融機関が情報を照会したかの記録

事故情報の登録期間

事由 CIC JICC KSC
延滞(61日以上) 5年 1年(解消後) 5年
任意整理 5年 5年 5年
個人再生 5年 5年 7〜10年
自己破産 5年 5年 7〜10年
代位弁済 5年 5年 5年

※起算日は「完済日」「免責確定日」など、事由によって異なります。

3機関の情報共有の仕組み

3つの信用情報機関は、相互に情報を共有する仕組みを持っています。

  • CRIN(Credit Information Network):3機関共通。延滞情報や本人申告情報を共有
  • FINE(Financial Information Network):CICとJICCの2機関間。貸金業法に基づく総借入残高の情報を共有

このため、1つの機関に事故情報が登録されると、他の機関からも確認される可能性があります。

自分の信用情報を確認する方法(本人開示)

CIC

  • インターネット開示:500円(クレジットカード払い)
  • 郵送開示:1,500円(定額小為替)
  • 窓口開示:500円(一部の事務所で対応)

JICC

  • スマートフォンアプリ:1,000円
  • 郵送:1,000円

KSC

  • 郵送:1,124〜1,200円

よくある疑問

Q. 信用情報に登録されていることは本人以外にわかりますか?
A. 信用情報を照会できるのは本人と加盟会員(金融機関)のみです。家族、会社、友人などが照会することはできません。

Q. 事故情報が消えたか確認する方法は?
A. 本人開示を行えば、現在登録されている情報をすべて確認できます。登録期間が過ぎていれば自動的に削除されています。

Q. 信用情報を自分で修正・削除できますか?
A. 事実と異なる情報が登録されている場合は、登録元の金融機関を通じて調査・訂正を依頼できます。正確な事故情報を自分の意思で削除することはできません。

※この記事は一般的な情報をまとめたものであり、法律上のアドバイスではありません。具体的な判断は各信用情報機関または弁護士にご相談ください。