【2026年版】弁護士と司法書士どっちに相談すべき?経験者が選び方を解説

相談先の選び方

「弁護士と司法書士、どっちに相談すればいいんだろう。」

債務整理を考え始めたとき、ネットで調べるとこの2つの選択肢が出てきます。何が違うのか、どっちがいいのか、当時の私にはまったくわかりませんでした。

私は弁護士に相談しました。この記事では、弁護士と司法書士の違いを整理した上で、なぜ弁護士を選んだのか、経験者の視点から解説します。


弁護士と司法書士の違い

結論:一番大きな違いは「扱える金額の上限」と「裁判所での代理権」です。

基本的な違い

項目弁護士司法書士(認定司法書士)
扱える債務額制限なし1社あたり140万円以下
裁判所での代理権あり(すべての手続き)簡易裁判所のみ
任意整理対応可能1社140万円以下なら対応可能
個人再生代理人として対応書類作成のサポートのみ
自己破産代理人として対応書類作成のサポートのみ
費用の目安やや高め比較的安め

「140万円」の壁

司法書士が代理人として交渉できるのは、1社あたりの債務額が140万円以下の場合に限られます。これは総額ではなく、1社ごとの金額です。

例えば、A社から100万円、B社から80万円を借りている場合は司法書士でも対応可能。でも、C社から150万円を借りている場合、その分は司法書士では対応できません。


私が弁護士を選んだ理由

結論:「全部任せたかった」からです。制限なく対応してもらえる安心感が決め手でした。

【体験】深く考えず「弁護士」を選んだ

正直に言うと、弁護士と司法書士の違いをよく理解しないまま、弁護士に相談しました。「借金の相談=弁護士」というイメージがあっただけです。

結果的に、弁護士を選んで良かったと思っています。自分の借金の状況がどの手続きに該当するのか、制限を気にせず相談できたのは大きかった。「この金額だと対応できません」と言われる心配がなかったのは安心でした。

※後で振り返ると、私の借入は1社あたり80〜100万円程度で、すべて司法書士の対応範囲(1社140万円以下)に収まっていました。当時その違いを知っていれば、司法書士に相談する選択肢もありました。費用も司法書士のほうが抑えられる場合が多いです。

弁護士を選ぶメリット

  • 債務額に関係なく対応できる
  • 個人再生・自己破産でも代理人として全面的にサポート
  • 裁判所での手続きもすべて代行
  • 万が一、訴訟に発展しても対応可能

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司法書士を選ぶメリット

結論:費用を抑えたい方、少額の任意整理を考えている方には、司法書士が向いています。

司法書士の強み

  • 費用が弁護士より安いことが多い
  • 任意整理に特化している事務所が多く、経験が豊富
  • 法テラス経由で依頼した場合、費用がさらに抑えられる

司法書士が向いているケース

  • 借入先が少なく、1社あたりの債務額が140万円以下
  • 任意整理で解決できる見込みがある
  • できるだけ費用を抑えたい

どちらを選ぶか迷ったら

結論:迷ったら弁護士に相談するのが無難です。ただし、どちらに相談しても「間違い」にはなりません。

判断のフローチャート

  • 1社140万円を超える借入がある → 弁護士一択
  • 個人再生・自己破産を検討している → 弁護士がおすすめ
  • 少額の任意整理で解決できそう → 司法書士も選択肢に入る
  • よくわからない → まず弁護士に相談して、状況を整理してもらう

どちらに相談しても、初回相談で状況を伝えれば適切な方向性を示してくれます。「弁護士じゃないとダメ」「司法書士の方がいい」と悩むよりも、まず相談してみることの方がはるかに大事です。

相談先選びで参考になる記事

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よくある質問

Q. 司法書士に相談して、途中で弁護士に変更できますか?

できます。相談の結果、1社140万円を超える債務が判明した場合や、個人再生・自己破産が必要と判断された場合、司法書士から弁護士への引き継ぎが行われることもあります。二度手間にはなりますが、最初の相談が無駄になるわけではありません。

Q. 弁護士と司法書士の費用差はどのくらいですか?

任意整理の場合、1社あたりの着手金が弁護士は3〜5万円、司法書士は2〜4万円程度が相場です。ただし事務所によって大きく異なるため、費用の実態も参考にしつつ、複数の事務所で見積もりを取ることをおすすめします。

Q. 「認定司法書士」と普通の司法書士は何が違いますか?

認定司法書士は、法務大臣の認定を受けて簡易裁判所での代理権を持つ司法書士です。債務整理の交渉を代理できるのは認定司法書士のみです。債務整理を依頼する場合は、「認定司法書士」であることを確認してください。