【2026年版】債務整理から3年、つみたてNISAを始めた経験者の記録|月いくらから・どう選んだか

started-nisa-after-debt-relief 相談前の不安

借金を完済して数年。私は「つみたてNISA」で投資を始めました。借金経験者だからこそ、投資との距離感には慎重にならざるを得ませんでした。

月いくらから始めたか、どんな商品を選んだか、なぜ「ネット証券」だったか、3年経った今思うことを、経験者の記録として書きます。

この記事の要点

  • 完済から3年経過+生活防衛資金300万円が貯まってから始めた
  • 月1万円という少額からスタート、徐々に増やした
  • 商品は全世界株式インデックスファンド1本に絞った
  • 借金経験者だからこそ「ハイリスク商品」「個別株」は避けた

つみたてNISAを始めるまでに踏んだステップ

完済直後にすぐ始めたわけではありません。私の場合、こういうステップでした。

時期 状態 やったこと
完済〜1年 貯金100万円達成 生活防衛資金優先
1〜2年 貯金200万円 引き続き貯金
2〜3年 貯金300万円 つみたてNISA開始(月1万円)
3〜4年 貯金400万円超 NISA積立を月3万円に増額
5年〜 貯金600万円超 NISA継続+現金リザーブ維持

「すぐ投資」ではなく、「生活防衛資金が貯まってから少額で始める」のが、借金経験者にとって安全な順序です。

月1万円から始めた理由

つみたてNISAは月100円から始められます。私が選んだのは月1万円。

少額から始めた3つの理由

  1. 暴落耐性のテスト:少額なら、相場が下がっても精神的に耐えられる。「自分が暴落に耐えられる金額」を知るのが大事
  2. 習慣化が先:毎月積立する習慣をつけるのが第一目標。金額は後からでも増やせる
  3. 借金時代の癖が怖かった:「もっと儲かりそう」と思ってしまう自分がいるかもしれないと用心した

結果、月1万円から始めて1年は様子を見て、暴落も経験して「これくらいなら大丈夫」と確信してから増額しました。

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借金を完済してから、家計を立て直し、投資を始めるまでの流れを経験者目線でまとめています。

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商品選び:私が選んだのは1本だけ

NISAで買える商品は何百本もあります。投資初心者が迷うポイントです。

私が選んだのは、全世界株式インデックスファンドを1本だけ。

1本に絞った理由

  • 分散が効く:全世界株式は、世界中の企業に分散投資されている
  • 低コスト:信託報酬(保有手数料)が年0.1%前後で安い
  • 選択肢が多すぎると迷う:複数本に分散する意味は小さく、1本でOKという結論
  • 長期積立向き:毎月積立で、相場の上下を気にせず買い続けられる

「全世界株式」「米国株式(S&P500)」のどちらかを選ぶ人が多く、どちらでも長期で見れば妥当な選択肢と言われています。

個別株・ハイリスク商品は避けた

借金で苦しんだ経験者として、「短期で儲かる」系の投資には絶対手を出さないと決めていました。

  • 個別株(タイミングの読み合いが必要)
  • FX・暗号資産
  • レバレッジ型ファンド
  • 「絶対儲かる」と言われるもの全般

これらは、ADHD気質や衝動性のある人にとって、買い物依存と同じ罠を持つことがあります。

口座開設:ネット証券一択だった

NISA口座は1人1つだけ作れます。私はネット証券で開設しました。

ネット証券を選んだ理由

  • 手数料が安い:店舗型より圧倒的に低コスト
  • 取扱商品が多い:低コストインデックスファンドが揃っている
  • 対面の勧誘がない:自分のペースで判断できる
  • スマホで完結:開設も積立設定もアプリで

店舗型の証券会社は、対面で「おすすめ商品」を勧められて、手数料の高い商品を買ってしまうリスクがあります。私たち経験者には、シンプルなネット証券が合っています。

具体的な証券会社の比較は、別記事で詳しく書きます。

NISAを始める

NISA口座は1人1つ。だからこそ、最初に選ぶ

私は完済3年目に楽天証券でNISA口座を開設し、月1万円から積み立てを始めました。まず口座を用意しておいて、実際に積み立てを始めるかは後から決めることもできます。

月1万円から自動積立私も利用中

楽天証券のNISAを見る →

※楽天証券の公式ページに移動します。投資信託は元本が保証された商品ではなく、価格変動により損失が生じる可能性があります。

3年積立して気づいたこと

① 暴落しても積立を止めなかった

積立期間中、相場が大きく下がる場面が何度かありました。最初は不安で、「やめようかな」と思った瞬間もあります。

でも、月1万円程度の少額だったから「暴落しても許容できる」と判断して継続。結果、安く買えた分が後の上昇で取り返せました。

② 借金時代の不安が消えていった

借金していた頃、毎月給料日が憂鬱でした。完済しても、しばらくはお金への不安が消えなかった。

でも、生活防衛資金が貯まり、NISAで毎月積立できるようになってから、お金への不安が少しずつ消えていきました。「お金が増える側のサイクルに入る」感覚は、借金時代には絶対に持てなかったものです。

③ 「投資=怖いもの」ではなくなった

NISAは少額から始められて、長期積立で安全性が高い。借金経験者でも「自分にできる投資」がある、と知れたのは大きかったです。

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同じ完済組へ伝えたいこと

完済して、家計に余裕が出てきたら、ぜひつみたてNISAも検討してください。

ただし、順序を守って:

  1. 生活防衛資金を貯める(最低3ヶ月分、できれば6ヶ月分)
  2. 少額(月1万円程度)から始める
  3. 低コストのインデックスファンド1本に絞る
  4. 暴落しても積立を止めない
  5. 個別株・ハイリスク商品には手を出さない

これだけ守れば、借金経験者でも安心して資産形成を始められます。

※この記事は経験者個人の体験に基づくものであり、投資助言・税務助言ではありません。投資判断は自己責任で、必要に応じて専門家にご相談ください。記載の制度や数字は記事執筆時点のもので、変更されている可能性があります。

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よくある質問

Q. 信用情報に事故情報があってもNISA口座は作れますか?

はい、作れます。NISA口座開設には信用情報の照会は基本的にありません(証券会社により異なる場合あり)。借金完済前でも、原則として開設可能です。

Q. 月いくらから始めるのが現実的ですか?

月100円〜可能ですが、習慣化と投資効果のバランスを考えると、月1万円〜3万円が現実的なスタートラインです。家計に無理のない範囲で。

Q. NISA口座と特定口座、どちらが先ですか?

非課税メリットを最大限活かすため、NISA口座から始めるのがおすすめです。NISAの非課税枠を使い切ってから特定口座を考えても遅くありません。

Q. 借金完済前にNISAを始めるのはアリですか?

原則おすすめしません。借金の利息(年14〜18%)の方が、NISAの期待リターン(年3〜5%)より圧倒的に高いため、まず借金返済が優先です。